② 基本となる主教材と曲集の学習

この学習では読譜力、演奏力をつけていきます。使用教本は、子供が興味を持ち、取り組みやすく。ジャンルが偏らず総合的に力がつくものを選び、目的や個性、進度によって各種組み合わせて使用しています。中でも、CD付き教材はあらかじめ曲を聴くことで理解が深まり音楽性の高い演奏へと導くことができます。

 

A.読譜力の育成

読譜力とは、楽譜がすらすら読めすぐひける力、つまり初見力です。初見演奏には、楽譜から視線をそらさずにひける能力が必要となってきます。そのためには手元を見ずに指先の感覚で鍵盤を感じること(鍵盤感覚)の育成が不可欠です。鍵盤感覚を養うためには、

 

 ① 視線は楽譜に集中し

 ② 音程・リズム・運指を読み取り

 ③ 頭の中で想像力を働かせて

 ④ 手元を見ずに指の感覚で

 ⑤ 指の動きを組み立てていきます。

 

この訓練をすることで、初見力がついていきます。

 


B.演奏力の育成

演奏力:弾く力とは、左右の指を正しく組み立てる能力(初見力)と、様々な音色・強さ・テンポ等をコントロールし、感情を盛り込んで音楽を表現する力(演奏力)です。

演奏力を養うためには

 

 ① しっかりしたテクニック・・・先どりトレーニング/テクニック教本

 ② 音感・・・聴音/CDトレーニング

 ③ リズム感・・・リズム練習

 ④ 感性・・・鑑賞/イメージトレーニング/経験

 ⑤ 知識・・・作品や作曲者に対する理解

 

これらを高めることで幅広い演奏力を養います。

 


C.アンサンブル、和音伴奏

自分の演奏以外の音楽と強調するアンサンブルは、アインザッツ(音楽の始まりの合図)、ブレス、テンポ感、拍子感、音量のバランスや役割等を学習することができます。

 

個人演奏では学習出来ない大切な要素が学べるため、積極的に取り入れています、また実用的な和音伴奏付けも初歩の段階で学習します。

 

このように幅広い演奏能力の育成を目指して指導しています。

 

《教材》

【初級】

 

 子供のバイエル導入編 教育芸術社

 バスティンピアノパティーシリーズA・B・C・D 東音企画

 バスティンピアノベーシックス1〜4 東音企画

 Newピアノスタディ(CD付)1・2・3ヤマハ

 ピアノひけるよジュニア1・2・3 ドレミ楽譜出版社

 ピアノひけるよレパートリーA・B・C ドレミ楽譜出版社

 ピアノひけるよシニア1・2・3 ドレミ楽譜出版社


【中級・上級】

 

 ピアノ練習曲集1 ヤマハ

 ブルグミュラー25の練習曲/18の練習曲 全音

 ツェルニー30番/40番/50番 『各社』

 ソナチネアルバム1・2 『各社』

 ソナタアルバム1・2 『各社』

 モシュコフスキー 『各社』

 ショパンエチュード 『各社』

 プレインベンション 全音

 インベンション、シンフォニア 春秋社

 バッハ平均律 『各社』

 

 その他各種曲集etc.

 


D.学校の伴奏の課題、サークルの課題

伴奏は主役(うた)をいかに引き立たせるかがポイントで、前奏、歌唱部、間奏部の弾き方の違いや低音部の強調等、役割にあった演奏が必要になります。また、音楽サークルでのキーボードやピアノのパート等でもそれに見合った弾き方が要求されます。これは経験しなければ学習出来ない感覚であるため、積極的に挑戦するよう勧め、レッスンに取り込んでいます。